借金完済後の油断と、捨てきれない「新台」への未練
そもそもなんで私が投資(NISAやFX)を始めたのかについて、少しお話ししたいと思います。
もともと私は投資とは無縁の、ある意味で別の投資(パチスロ)に明け暮れる生粋のスロッターでした。
投資に興味を持った頃は、ちょうどパチスロで作った借金を返し終わったくらい。
「二度とスロットで借金はしない」と心に固く誓った時期でもありました。
でも、いざ手元にお金があると、ついつい「あの新台が打ちたい!(あわよくば勝ちたい!)」という弱い心と戦う日々でした。
徹底対策も虚しくコロナ感染。心肺機能が「90歳」に
そんな時に、あの新型コロナウイルスというとんでもない感染症が猛威を振るい始めます。
当時から仕事はフルリモートで、自宅に引きこもって十分に対策していたにもかかわらず……あえなくコロナに感染してしまいました。
そして恐ろしいことに、その後遺症で、私の心肺機能は「90歳のおじいちゃんと同等クラス」まで落ち込んでしまったのです。
最初の頃は100mも走ることができず、声を出すのも1分が限界という状態。
文字通り、人生が完全に「詰んだ」と理解しました。
「体」で稼げないなら「お金」に稼いでもらうしかない
体を使って稼ぐことができない。 ここから、2010年頃には単語として知っていた「NISA(ニーサ)」という制度に本気で興味を持ち、「利子で暮らす」を目指し始めたというわけです。
それまで私の中で「投資」といえば、「賢い人やお金持ちがやるもの」というニュアンスで捉えていました。
しかし、当時の旧NISAには「一般」と「つみたて」の2種類がありました。
- 一般NISA: 年間120万円上限(最長5年間)
- つみたてNISA: 年間40万円上限(最長20年間)
共に「期間中は利益が非課税になる」というものです。
ここまでは何となく聞いたことがある方も多いと思います。
「年間120万円(月10万円)も貯金なんて、自分にできるわけないよな……」
そう思い、新NISAが始まるギリギリのタイミングで、まずは「つみたてNISA」の月間最大額である【月3.3万円】から始めた。
これが私の投資生活の、すべての始まりです。
最初のNISA口座に「ゆうちょ銀行」を選んでしまった罠
NISAを始めた当初は、今のようにAIが何でも教えてくれる世界ではありませんでした。
NISAについての情報も「一体何が正しいのか?」がまったく分からず、とりあえず一番身近だった「ゆうちょ銀行」で始めることにしたのです。
積み立てる銘柄も、ゆうちょの窓口の担当者(ファイナンシャルプランナー)と一緒に決める形でした。
対面って、なんか緊張しますよね。
こちらが無知すぎて話にならないという負い目もあり、初めは完全に「言われるがまま」の銘柄設定でした。
あとから知ることになるのですが、当時のゆうちょ銀行のNISA枠で買えるインデックスファンドは非常に少なく、たった8種類しかありませんでした。
※インデックス投資とは? 「インデックス投資信託」といって、プロの投資家(運用会社)が市場全体に連動するように運用するパック商品のこと。ここに資金を預けて放置する投資方法です。
スロッター脳で申し訳ないですが、「遊べる台(選べる銘柄)が少ないと、なんかつまんないよね」というのが本音です。
それでも当時はとにかく分からないので、「これも経験だ」と割り切り、月3.3万円を先進国株式とオルカン(eMAXIS Slim全世界株式)に積み立てていました。
しばらく続けてみて、ゆうちょ銀行のNISAは自分にとって「少し窮屈だな」と感じるようになりました。
理由は以下の通りです。
- 毎月、郵便封筒で「今月いくら積み立てました」という明細が届く
- 毎月、担当さんから「状況伺い」の電話がかかってくる
いやいやいや。 まだまだ投資額も少ないし、「このお金をどうしたい」とかいう具体的なプランも全然ないのに、「今月はこれだけ貯まりましたー!」といちいち報告されても困ります。
どんな状態かはネットで見れば確認できるんだから、毎月わざわざ電話してこなくていいよ……と、正直ちょっと面倒くさくなっていました。
そんな時、YouTubeで松井証券の番組に出会います。 そこで「毎日100円から積立投資ができる」という言葉を聞き、私はゆうちょ銀行から松井証券へNISA口座を移動させる決意をしました。
ここで、これから始める初心者の皆さんに一つだけ断言しておきます。
「NISA口座の金融機関を変更する作業は、正直めちゃくちゃ面倒くさいので、最初の口座開設は慎重に選べ!」
ゆうちょ銀行は最小投資額が「1,000円」からでした。
資金力の少ない私にとっては少し敷居が高く、選べる銘柄も少ない。
そして何より、毎月の連絡が一番うざかった(笑)。
そういった理由が重なり、新NISAが始まるタイミングで松井証券へ完全にお引越しをしたわけです。
ちなみに、ゆうちょ銀行から松井証券に移動した時点で、金額は50万円くらい貯まっていましたが、もう詳しく覚えていないのでこの部分の詳細は割愛します。
これで、「なぜ私がNISAを始めたのか」から「なぜ証券会社を松井証券にしたのか」までのざっくりとした自己紹介は終わりです。
次回は、自分なりの言葉で「NISAとインデックス投資、そして個別株の違い」について、もっと分かりやすく書いていきたいと思います。


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